[カリフォルニア運転免許]実技試験に合格!

生活

本日Santa Clara(サンタクララ)のDMVで運転実技試験を受けてきました。アメリカの運転免許の実技試験は、車を自分で手配する必要があります。筆記試験合格時にもらった実技試験での持ち物リストにも「車の登録証」「車の保険証」「カリフォルニア運転免許を持っている付添人、及び、その免許」と書かれています。

たいていは、家族や友人に付添人をお願いするのですが、私は一週間前に教習を受けた日本人向けの自動車学校「Joy Driving School」の付添人サービスをお願いしました。試験は、自分の車でも教習車でも良いのですが、我が家の車は8人乗りで車体が大きく運転が難しいので、教習車をお借りしました。なので、登録証や保険証はドライビングスクールの付添人の方が持ってきてくれました。

DMVで受付を済ませると、車を試験出発レーンに持ってきてね!と言われ、車をまわし、順番来るまで車内で待機します。待ち時間はほぼなくスムーズでしたが、待機中は手信号やスイッチの指差し確認など、一緒に来てくれた付添人の教官が最終確認をしてくれ、「緊張しているけど、あいさつと自己紹介を忘れずにね」と言って送り出してくれました。

私の試験官は、一見怖そうに見えるおば様ですが、フレンドリーで優しい方でした!まず、停車したまま以下の動作を指示されます。

  • 左右のウインカー
  • ブレーキランプ
  • クラクション
  • 手信号(右、左、スロー&ストップ)

その後、以下のボタンがどこにあるか指差しをするように指示されます。

  • ワイパー
  • ヘッドライト
  • イマージェンシーライト
  • デフロスター(フロントガラスの曇り止め)

その後、試験官が助手席に乗り、試験官の指示する通りに運転します。

まずはDMVの敷地を出て、El Camino Realという大きな道路に出ます。シリコンバレーを南北に繋ぐ主要道路なので交通量が多いのですが、試験の時間が1時40分だったので割と空いていました。その後すぐに右折し住宅街の中を走ります。右折したり左折したり、Pull over(路肩に駐車)しバックしたり。

試験官のおば様は、「どこから来たの?」「なんでカリフォルニアに来たの?」「旦那さんの仕事は?」など、試験とは全く関係のない質問をドシドシしてきます!(笑)。試験中は話すぎると減点、試験官は怖い、と噂で聞いていたのですが全くそんなことはなく、終始和やかなムード。教習より緊張しませんでした(笑)。ただ、その後も「昔は何をしていたの?」「今は仕事しているの?」「まあ子供が2人もいるのね、女の子?男の子?」など質問攻め。慣れない英語での会話に、逆に運転に集中できないくらい(汗)。途中、右折を指示されていたのに左に曲がろうとしてしまったのですが、「右だよ〜!」と言われ、「あ、すみません(汗)」と急いでウインカーを直したのですが、「全然大丈夫よ!」と。10分ほど運転してDMVに戻ってきました。

「カリフォルニアでは運転は必須よね!特に子供がいたら!」と言って、Passingに印が付けられたスコアシートを渡してくれました。無事合格です!!!

交差点での周囲の目視確認が甘かったこと、一時停止の停止が甘かったことなど3点減点されていました。やったーやったー、と喜びながら免許取得の手続きに進んだのですが…

なんと、SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)がないから登録プロセスを進められないと!(泣)。私はH-4ビザなのでSSNの取得はできないのですが、SSNオフィスに行って”SSNが取得できない”ということの登録を済ませた上で、再度DMVに来るように言われました(泣)。仮免取得時に全て必要書類は提出し登録もしたはずなのに(泣)。

でも、とりあえず一通り試験は合格!ということで、今晩はビールで乾杯しました。免許取得の道はまだまだ続きます。

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