カリフォルニアの運転免許証の有効期限は、通常５年。ですが、ビザで滞在している場合は、I-94(滞在許可/入出国記録)の有効期限が免許証の期限になります。
我が家は、3月からビザの更新手続きをしていましたが、I-94の有効期限までに移民局からの承認が降りず、免許の更新に必要なI-94が無い状態に。ですが、移民局から届いたビザ更新受理証があれば「AB 60」という60日間の仮免許が取れることがわかり、DMVへ。
場所はSanta Clara(サンタクララ）のDMV。朝9時ごろ到着し、待ち時間は１時間半ほどでした。
担当はギャル風の怖めのお姉さん。私の書類を見るなり、
「有効な I-94ないんだね。EADカードとか持ってないの？」と。
私はH-4ビザなのでEADカード(労働許可証)は取得できない旨を説明しましたが
「それじゃAB 60は取得できないよ」と！！！
いや、でも一週間前に来た夫は取得できたし、弁護士も取得できるはずと言っていると伝えるも、
「誰が担当したかは知らないけど、ダメ。ビザの更新が終わったら戻ってきなさい」
半泣きの私(泣)。そこで、受付に行って担当者を変えて欲しい旨を話すと、「一から並び直して」と言われました(泣)。
免許がなくては子供達の送迎もできないし、サウスベイでは生活できない…。仕方なく、また１時間半待ちました。
次の担当者は、アジア系の優しそうなおじさん。事情を話すとすんなり手続きを進めてくれました。やっぱり最初の担当者が間違ってたんだ！私の1時間半返してーと思いながらも、ホッとしました。
ですが、写真を撮って、最後に仮免をもらう窓口でまたもや問題発生。窓口の人が奥の部屋で偉そうな人と話して書類を持ってきました。そして渡されたのが、「Secondary Review Referral Notice」。
「今日は免許の更新はできない。5営業日後に書かれている番号に電話して。」と言われ、唖然。
帰宅して調べてみると、提出したパスポートやカリフォルニアに居住していることを証明する書類の再審査を受けなさい、という内容でした。そんなの聞いたことない(泣)。そして免許が切れる〜〜
なすすべもなく、５営業日後に指定された番号にかけると、オペレーターから個人情報を詳しく聞かれただけで審査は無事通過。でも、6週間以内に手紙を送るよ、と。おそっ。
免許が切れている間は、基本は夫に娘たちの送迎をお願いし、お友達にもたくさん助けてもらいました。みんながとても優しくて、本当に救われました。
そしてSecondary Reviewの手紙を待っている間に、ビザの更新も終了し、免許の正式更新ができることに。ですが、AB60の手続きが保留になっていたので、まずはそれを処理しないと次に進めないらしく、またDMVで手続き。やっとAB 60を取得したのでした。
そして届いたAB 60のTemporary License。60日間のはずなのに、有効期限が3年もある！！！
なんてテキトーなんだ、DMV。。。
そして、DMVでの悲劇はこれだけでは終わらず、免許の更新も一悶着、ふた悶着…。免許更新②に続く。
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